日常的に「センスがいい」とか「センスが悪い」といったワードを聞くことが多い中で、ずっと疑問に思っていた「センスってなんなんだろう」に対する自分なりの1つの解が最近の経験を通じて言語化できそうなので、このタイミングでやっておくことに。
結論から言うと、センスには“時間軸”という要素が大きく影響しているのではないかと思っていて…
結局のところ時間が経つと「センスの差は長期的みてゼロに近づいていく」という仮説を今は自分の中で1番有力であり、しっくりくる仮説になってる。
よく仕事の現場で「教育」とかのワードを耳にしたり、口にしたりすることがあるけど…
あれっておそらく、本質的には「慣れ」だと思ってる。
だから教育マニュアルや体制が良いっていうのは=慣れるまでの期間が早いものになってる
だと思う。
つまり人って結局は“慣れると誰でもできるようになる”ので、長期的にみて“1つの物事に対してセンスが結果に与える影響は限りなくゼロに近づく”という仮説なわけです。
ただここで重要なのは、センスが結果に与える影響の主語が「1つの物事に対して」な部分であって、IRRのような視点で考えると、人生的にみてセンスが与える影響値は、想像もつかないぐらい大きなものになっていくと思う。指数関数どころではない。
で、そういった仮説を踏まえて「センスがいい人と悪い人」をみ極めることの重要性は、人生リソースを最大限活用していく前提において、重要なテーマの1つでもあって…
個人的にこれまでの疑問と最近の経験を通じて、「センスのいい、悪いは新しい物事に取り組み始めた時の最初の3ヶ月ほどに現れる」と今のところは答えを出してる。というか仮説立ててる。
ここには色んな仮説があるわけだけど、1番分かりやすい所だと「仮説検証のやり方(※やり方=質と量の最大化)がこの3ヶ月に1番現れる」と考えていいのでは?と思ってる。
仮説検証にはその人の頭の良さや実行力に加えて、物事への熱量や気迫など全てが現れると思ってるし、物事に100%はないと言われている中でも、100%にできる方法は僕自身あると信じている1人。
だからこそ、僕も限られた人生リソースを最大限埋め合わせできたな…って思えるように人生の全ての局面で可能な限り仮説検証していく必要がある。
これは決して簡単なことじゃないし、現時点での自分を客観視すると物凄く、幸福度や幸せからに対してはシンプルな逆張りをしてしまっているように見えるけど、時間軸を引き伸ばすと、物凄く逆張りに見えて順張りなわけです。つまるところのレッドオーシャンのブルーオーシャンが出来上がる過程というわけです。
と、少し話が逸れたので戻すと…
最近はセンスというものに対しての解像度が1つの自分自身の経験を通じて、一気に高まった感覚があって嬉しい…。この解像度の深まり方そのものが「べき乗則」でもあると思う。
引き続き淡々とやっていきます。