ジャーナリングという言葉の正体を知ってから、主に自分の思考の言語化のために使っていたこの日記に対して「結構いいことしてたんだな」って気づいてから、単純に更新頻度が増えている最近☕️
今日は「AI実用化に対する1つの答え」が自分の中で案外早く答えの仮説を立てられる段階まできたので、言語化しておくようにする。
●現状のAI活用における自分の仮説
・第一原理の視点で事業構造を分解
→構造における目的に対して1番インパクトの高い部分の特定
→1番インパクトの高い部分にだけ集中してAIの導入
そもそもこういったAI活用や導入に興味を持ったのは、日々の米国企業への投資活動の中で、「自分自分も何かAIに対していい仮説を持って、それを事業としてアウトプットしたい!」というシンプルな好奇心。
で、そうなった時についつい考えてしまうとか、自分もそうだと思っていたのは“AIに対する捉え方、期待値”であって…
大手企業でも苦しんでいるように「AI導入、実用化」には実はものすごく人の認識とのギャップがあって難しいものだと思う。
「AI=何でもしてくれる」という期待値の元に触るので、「なんでもしてくれなった時に一気に面倒になる」。みたいな現象は結構あると思っていて…
実際に「事業に対してキチンとインパクトのある形」でAIを使うっていうのは苦戦しているところが多い思う。だからこそ身の回りで実際にAIセクターで行われているビジネスって「AI導入コンサル」とか「AIスクール」みたいなもので、これのほとんどが結果にフォーカスするつもりで顧客も投資したつもりなのが、
気づいたら「AIに触れておくことが大事だよね!」みたいな手段ベースの着地になる。(*売り手としては満足してもらえたら問題ないと思うし、全然悪いみたいな意味ではない)
ただ個人的には「キチンと事業としてインパクトのある形で使う」ことこそが長い目で見てファクトだと考えていて、最初はいくつか「AIを使った事業プランを考えた」けど、少し視点を変えて「AIを使って自社事業の売上を上げる」にフォーカして取り組むことに変更した。
その結果以外にも取り組み始めてから1〜2週間ほどで形になって、意外と呆気なくて「実際の結果と心の満足度」に良くも悪くもギャップがあるけど、結果が出ているので心の満足度を優先せずに次に進むことにする。笑
で、大事なのはなんで早く形にすることができたのか。であって…
それを考えた結果、先ほども書いたこれになったわけです。
●現状のAI活用における自分の仮説
・第一原理の視点で事業構造を分解
→構造における目的に対して1番インパクトの高い部分の特定
→1番インパクトの高い部分にだけ集中してAIの導入
1番の要因は「現場の解像度」だと考えてます。
AI導入がうまく進まない理由は、そもそもAIのスキルとか使い方どうこうとかではなく、「どこに投資をしたら1番リターンが高いのか、そしてそれが継続性があるものなのか」を理解できていないからだと思う。
僕の場合は既存の事業かつ、自分の解像度が高い広告の領域にフォーカスして導入したので、「どこをAI化できたら1番インパクトがあるのか」を理解した状態で、手段としてAIの中でも何が必要なのかを超逆算的にアプローチできた結果、早く形になったと考えてる。
なので今後社内でもAI化していくところが極端な話、各所1つぐらいでいいと思ってる。というか構造的に資金力やビジネスモデルが固く固まっていない中小がAI化を雰囲気でやることは、ものすごく危ないまであると思う。
またちょっとした使い方として「リサーチ業務が効率化された」とか「営業FBが早くなった」とかの使い方がみんな出来ていると思うけど、大事なのはそれが事業の成長に紐づく重要な指標であるかどうかだと思う。
確かに目に見えない形で効率化だったりは図れていることは間違い無いけど、突き詰めていくともしかするとそれはファクトでは無い可能性が高いかもしれない。
という危機感を持って、常にファクトの追求を引き続き進めていきます。