今日も1日台湾の九份という場所で1日過ごしました。
びっくりするほど人間の慣れるスピードは早くて、昨日初めて九份にして実際に自分の目でこの場所を見て感動していた気持ちがたった1日で薄れている自分の感情を俯瞰的に感じて変な感覚でした。
で、今日の本題は『対日友好から勝てば官軍を学んだ1日』です。
今泊まっている宿のすぐ裏に「千と千尋の神隠し」の舞台となった観光スポットがあり、そこから少し脇道に入って1分も歩かずのところに「hima cafe」という九份飲むかしながらの街並みに良くも悪くも馴染んでいない見晴らしのいカフェがあります。
そこで2~3時間ほどアイスアメリカーノとバスクチーズケーキを注文して過ごしてました。で、その2つしか注文していないのに「イチゴアイスクリーム」も一緒に差し出されました。
一瞬「間違いかな?」と思う隙もなく、店員さんを見ると笑顔の表情…。パッとレシートを見ると「特別サービスたいにちゆうこう」という名目で¥0表記が載っているのを発見。
これって何も疑わずに見ると「優しい!」「いい人!」なんて思うんだろうけど、この九份に来てから歴史を調べていたので、自分自身の頭の中には「勝てば官軍」というワードがふと出て来ました。
何が言いたいのかというと、台湾はかつて日本が統治していた時代もあって、その頃に「日本はいい国、いいことしてる」的な教育が入った結果…
それが今でも「対日友好」なんかに繋がっているのでは?と考えたりしました。※武力で統治したとかは勝手な想像。
日本人が自然とアメリカとかに憧れを持つように、主語を変えれば台湾の方にもそういった現象が起きているんだと思う。
ものの見方次第でなんとでも言いようはあるけど、「勝てば官軍」を強く感じた1日。
強いやつが偉いとかそういう価値観は自分にはなく、でも強くありたいのは、自分自身が成果を出して一般的に強い立場に位置することで、「優しくするか、厳しくするか」っていう自由選択の権限が与えられるから。
分かりやすい話、自分が豊かになれば優先的に家族も豊かになれるわけであって、あとはそれを誰がやるかっていう話だと思う。
真の優しさを持てるように一般的に強くあることは大事だと改めて感じることができたいい1日だった。
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